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県教育センターへの資料等の提供について


 学校関係者各位

県教育センター所長 
 日頃より、当教育センターの事業について御協力並びに御支援をいただき、深く感謝申し上げます。
 さて、毎年各学校より当教育センターに、研究紀要、学校文集等の冊子をお送りいただいておりましたが、環境への配慮等から、令和3年度より紙媒体の冊子につきまして、当教育センターへの送付を御遠慮いただくことにいたしました。また、DVD等のデータにつきましても送付不要といたします。御理解と御協力のほどよろしくお願いいたします。
 なお、既に当教育センター宛てに送付していただいた場合は、これまで通りこちらで保管いたします。
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新着情報

カリキュラムサポートプラザ特別講座を開催しました。

2016年8月9日 08時45分 [webadmin]
 平成28年7月1日(金)、2日(土)の2日間にわたって、下記の特別講座を開催しました。

講演1「AIが大学受験を突破する時代の人材育成」
国立情報学研究所
社会共有知研究センター長・教授 新井 紀子 先生

講演2「これからの学校Webシステムに求められること」
国立情報学研究所
社会共有知研究センター 特任技術専門員 松本 太佳司 先生

受講者の感想(抜粋)

7月1日(金)受講者
・ 大変勉強になり、ハッとさせられました。「読む力」の大切さが、なぜ教科書を持ってこず、もってきても開かず、職についてもすぐやめる、など、明確に頭の中でつながりました。

・ はじめに思っていたAIの捉えと異なり、「子供の力をきちんとつけること」につながるお話しで、とても興味深くお話しをお聞きしました。様々な結果や他からのデータに振り回されることなく、核心をつく目と、それをサポートするエビデンスをもつことの大切さを考えさせられました。

・ 「テキストを読んで意味がわかる子供」「読んで生きていく力」をもつ子供を育てる必要と重要性を認識させられました。AIができることを子供に教えるのではなく、AIにはできない「人間の柔軟性」を意識した10年後の社会の変容を想定しての教育を考えていかなければならないと感じました。子供の実態把握のため、新井先生が推奨するリーディングスキルテストを、本市でも実施してみたいと思いました。

・ 東ロボくん開発の背景をお聞きし、起こりうる未来に私も危機感をもちました。AIに負けない確かな学力をつけるためにも、「テキストを読んで意味がわかる基礎・基本」をしっかり習得し、活用に結び付ける学びの大切さを再認識しました。探究型学習がなぜ必要かという背景を深めることができました。

・ アクティブ・ラーニングや探究型学習の推奨と思いきや、意に反して「教科書を意味がわかって読める力」を付けさせることの重要さを説明いただき、同感、納得するとともに、新鮮さを覚えました。過多の情報や流行に惑わされることなく、地に足を付けた教育の大切さを改めて実感しました。

・ 「教科書の問題文を読めているのか?」という視点から、授業というものを考えたことがありませんでした。本当の意味の「基礎・基本」とは何なのか、考えさせられる講義でとても勉強になりました。また、アクティブ・ラーニングに対する考え方も変わりました。良かれと思って行ったアクティブ・ラーニングが逆に学力格差を生んでしまう可能性があることも知ることができ、手段として活用する場合には十分な注意を払っていきたいと思います。

7月2日(土)受講者
・ 教科書の文章や問題文が読み取れていないということについては、常々頭の痛い問題だと思っています。どうやったら読みとれるようになるのか、本当に困っている子がかなりの割合でいるということを実感しており、今回のお話しをお聞きし、最優先の課題何だと改めて思いました。「図に書く」「箇条書きにする」を意識してみたいと思います。

・ 読める、意味を正しく理解できるということは、こんなにも難しいことなのかと考えさせられました。正しく意味を理解することは、イメージできること、という学びを実践していきたいです。どうしたら、現場で、教科指導でそれができるのか、まだはっきりとは分からないので、それを研修していきたいと思います。これからの時代を生徒も自分も幸せに生きるために、努力したいと強く思いました。

・ 様々な教育課題が押し寄せる中、学力向上に視点を当てて考えると「まずは読めるようにすること」という原点に触れられたことが大いに役立った。最先端の研究をしていての結論と考えると、大いに納得ができる。そこに目を向けて指導にあたりたい。

・ 今までの指導の中で感じていたことを確認できた。意味が読み取れていないので、結局まとめることができない。教科書会社の補助教材は教科書の穴埋めや単純に解答できるものが多い。量だけの指導だけでは限界があると感じていたので、確認できてよかった。「意味を理解できる」ということは、結局、学校だけではなく、社会のあらゆる分野に求められると思う。

・ AIについての拡大・過大解釈をしてしまっていたこと、AIの特性から、児童生徒の抱える学習上の課題が見えてくること、そして、それは私たち教師が見落としがちな点(教科書を読めていない)であることなど、大変多くのことを学びました。「無答」「無記入」を意欲の低さなどと根拠のない捉え方をするのではなく、その子の困り感を、客観的・分析的な捉え、適切な支援を行っていきたいと思います。

(更新:2016年8月9日 08時45分)
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2016-08-09 [webadmin]
 平成28年7月1日(金)、2日(土)の2日間にわたって、下記の特別講座を開催しました。

講演1「AIが大学受験を突破する時代の人材育成」
国立情報学研究所
社会共有知研究センター長・教授 新井 紀子 先生

講演2「これからの学校Webシステムに求められること」
国立情報学研究所
社会共有知研究センター 特任技術専門員 松本 太佳司 先生

受講者の感想(抜粋)

7月1日(金)受講者
・ 大変勉強になり、ハッとさせられました。「読む力」の大切さが、なぜ教科書を持ってこず、もってきても開かず、職についてもすぐやめる、など、明確に頭の中でつながりました。

・ はじめに思っていたAIの捉えと異なり、「子供の力をきちんとつけること」につながるお話しで、とても興味深くお話しをお聞きしました。様々な結果や他からのデータに振り回されることなく、核心をつく目と、それをサポートするエビデンスをもつことの大切さを考えさせられました。

・ 「テキストを読んで意味がわかる子供」「読んで生きていく力」をもつ子供を育てる必要と重要性を認識させられました。AIができることを子供に教えるのではなく、AIにはできない「人間の柔軟性」を意識した10年後の社会の変容を想定しての教育を考えていかなければならないと感じました。子供の実態把握のため、新井先生が推奨するリーディングスキルテストを、本市でも実施してみたいと思いました。

・ 東ロボくん開発の背景をお聞きし、起こりうる未来に私も危機感をもちました。AIに負けない確かな学力をつけるためにも、「テキストを読んで意味がわかる基礎・基本」をしっかり習得し、活用に結び付ける学びの大切さを再認識しました。探究型学習がなぜ必要かという背景を深めることができました。

・ アクティブ・ラーニングや探究型学習の推奨と思いきや、意に反して「教科書を意味がわかって読める力」を付けさせることの重要さを説明いただき、同感、納得するとともに、新鮮さを覚えました。過多の情報や流行に惑わされることなく、地に足を付けた教育の大切さを改めて実感しました。

・ 「教科書の問題文を読めているのか?」という視点から、授業というものを考えたことがありませんでした。本当の意味の「基礎・基本」とは何なのか、考えさせられる講義でとても勉強になりました。また、アクティブ・ラーニングに対する考え方も変わりました。良かれと思って行ったアクティブ・ラーニングが逆に学力格差を生んでしまう可能性があることも知ることができ、手段として活用する場合には十分な注意を払っていきたいと思います。

7月2日(土)受講者
・ 教科書の文章や問題文が読み取れていないということについては、常々頭の痛い問題だと思っています。どうやったら読みとれるようになるのか、本当に困っている子がかなりの割合でいるということを実感しており、今回のお話しをお聞きし、最優先の課題何だと改めて思いました。「図に書く」「箇条書きにする」を意識してみたいと思います。

・ 読める、意味を正しく理解できるということは、こんなにも難しいことなのかと考えさせられました。正しく意味を理解することは、イメージできること、という学びを実践していきたいです。どうしたら、現場で、教科指導でそれができるのか、まだはっきりとは分からないので、それを研修していきたいと思います。これからの時代を生徒も自分も幸せに生きるために、努力したいと強く思いました。

・ 様々な教育課題が押し寄せる中、学力向上に視点を当てて考えると「まずは読めるようにすること」という原点に触れられたことが大いに役立った。最先端の研究をしていての結論と考えると、大いに納得ができる。そこに目を向けて指導にあたりたい。

・ 今までの指導の中で感じていたことを確認できた。意味が読み取れていないので、結局まとめることができない。教科書会社の補助教材は教科書の穴埋めや単純に解答できるものが多い。量だけの指導だけでは限界があると感じていたので、確認できてよかった。「意味を理解できる」ということは、結局、学校だけではなく、社会のあらゆる分野に求められると思う。

・ AIについての拡大・過大解釈をしてしまっていたこと、AIの特性から、児童生徒の抱える学習上の課題が見えてくること、そして、それは私たち教師が見落としがちな点(教科書を読めていない)であることなど、大変多くのことを学びました。「無答」「無記入」を意欲の低さなどと根拠のない捉え方をするのではなく、その子の困り感を、客観的・分析的な捉え、適切な支援を行っていきたいと思います。