本年度、全6回にわたる高校初任者研修の最終回を実施いたしました。この1年間、初任者の先生方は日々の授業や校務に邁進しながら、研修を通じて多くの知見を深めてきました。最終回となる今回は、1年間の振り返りを行い、切磋琢磨し合った仲間とともに「目指したい教師像」を再確認しました。
閉講式で見せた先生方の晴れやかで頼もしい表情は、これからの教育を支える大きな力になると感じています。今後も学び続ける姿勢を大切に、共に歩んでいきましょう。

10月17日(金)生徒指導力アップ講座【児童生徒理解力編】を目白大学特任教授の黒沢幸子先生を講師に迎え、開催しました。「解決志向型アプローチ」をテーマに研修しました。このアプローチは、問題の原因追及ではなく、生徒が本来持つ力(リソース)に着目し、望む未来を共に創り上げていく考え方で行うものです。講義と演習を通して、子どもたちの言葉に耳を傾け、その中からリソースを見つけ出し、未来に向けた質問を投げかけるといった、実践的なスキルを体験的に学びました。

10月17日(金)に学習指導力アップ講座⑦【道徳】【情報】が実施されました。道徳は文部科学省初等中等教育局 教科調査官 堀田竜次 氏を講師としてお迎えし、講義と演習を行い、授業づくりや指導方法に関する学びを深めることができました。情報では、対話を中心とした活動により、学びを深めることができました。

10/9(木)に高校初任研が行われました。午前は「教育の情報化」及び「青少年を取りまく現状と課題」、午後は「課題研究Ⅳ」です。活発な意見交換が行われ、それぞれが新たな視点や実践のヒントを得る研修となりました。

10/8(水)に高校初任研が行われました。午前は「生徒指導の基礎Ⅱ」、午後は「課題研究Ⅴ」及び「国際理解」をテーマに、グループに分かれて対話・発表を行いました。対話や相互発表を通じて、参加者同士が新たな視点を得ることができました。

9月25日(水)に「授業におけるICT活用講座②【FigJam・AI生成編】」を開催しました。Google for Education Japanの喰田優綾氏を講師に迎え、講義・演習を行いました。前半では、オンラインコラボレーションホワイトボード「FigJam」を活用した個別最適な学びと協働的な学びを推進する方法について、基本的な操作方法から、他のアプリケーションとの連携、応用機能までを実践的に学びました。後半では、生成AI「Gemini」を取り上げ、AIの基本的な仕組みを理解した後、効果的な指示(プロンプト)の入力方法を学びました。また、ハルシネーションなどの生成AIの課題にも触れ、安全に利用するための重要な視点を確認しました。校務効率化や探究学習における具体的な活用シーンを考える演習も行われ、明日からの実践につながる内容となりました。

9月12日(金)、当センター笹木指導主事が講師になり、協働的な学びの授業づくり講座が行われました。自分の授業に思いを巡らせることを目標に、主にグループ対話を行っていきました。次は、研修生の振り返りの一部です。
「最初、『協働的な学び』という言葉を聞いてもピンとこなかったが、研修を進めていくにつれて、自分も協働的な学びを体験できているんだと感じました。友達と協力することで新しい考えが見えてきたり出合えたり理解が深まったりする子、自分で選ぶことで意欲的に学習できる子、自分の考えを伝えることで学びをさらに深めることができる子、友達に助けてもらって楽しく意欲的に学習できる子など、一人一人の学び方の個性を生かしたいと思いました。今回の研修で感じた充実感や楽しさを、子供自身が感じられるような協働的な学びを、授業の中に仕組んでいきたいです。」

9月11日(木)、文部科学省教科調査官の大塚健太郎氏をお招きし、「学習指導力アップ講座⑤【国語(小学校)】を開催しました。確かな学力の育成に向けた授業づくりと学習評価について、一人一人の問いを明確にし、講義・演習を行いました。次は、研修生の振り返りの一部です。
「教師の都合で教科書通りに教えていくのではなく、目の前の児童の実態をしっかり把握し、どのようなところにつまずきがあるのか、どのような力を付けていく必要があるのか等を、学習指導要領と照らし合わせながら分析することが大切だと学びました。目の前の児童に合わせて必要な支援を考え、手助けしていくことを実践していきたいです。」

宮城教育大学准教授の板垣翔大先生をお招きし、「学習指導力アップ講座④(技術)」を開催しました。本講座は、現代社会が求める技術科教育に関する資質・能力の育成を目的に、学習指導要領に基づいて、実践的な指導力の向上に資する研修として実施しました。
講座では、「これから求められる技術科の授業づくり」や「生徒が主体的・対話的に課題解決へ取り組む授業デザイン」について、講義と演習を組み合わせて学びました。特に「情報の技術」分野においては、スクラッチを用いたプログラミング教材やAIに関する実演・実習、マイクロビットを活用したデータ活用教材などを取り上げていただきました。

8月29日(金)東北学院大学 教授 稲垣 忠 氏 を講師にお迎えし、「情報活用能力を育む授業づくり講座」を実施しました。
本講座は、GIGAスクール構想によって実現した 1人1台端末環境 を背景として、これからの授業で求められる「情報活用能力」の理解と育成方法について学ぶことを目的として開催しました。午前中は、児童生徒がこれからの社会を生きるうえで不可欠となる 情報活用能力の概念や重要性について解説がありました。午後は、生成AIを活用しながら、情報活用能力を育む授業づくりの演習を行いました。受講者同士で意見交換やアイデア共有を行い、活発な学び合いが展開されました。児童生徒の情報活用能力を育み、主体的・対話的で深い学びにつなげていくために、有意義な研修となりました。

8月27日(水)に学習指導力アップ講座④【外国語(小)】【国語(中・高)】【数学(高)】が実施されました。外国語は文部科学省教科調査官早川優子氏、国語は宮城教育大学教授児玉忠氏、数学は宮城教育大学准教授花園隼人氏をそれぞれ講師としてお迎えし、講義と演習を行い、具体的な指導方法を検討するなど学びを深めることができました。

8月22日、【社会(小・中)、地歴・公民(高)】の専門講座を開催しました。講師には、文部科学省 初等中等教育局教育課程課 教科調査官 兼 国立教育政策研究所教育課程研究センター 教育課程調査官の 小倉 勝登先生 をお迎えしました。
本講座では、学習指導要領の趣旨を踏まえ、「自ら問いを立て、考えを深めたくなる児童・生徒の育成を目指した授業づくり」について、講義と演習を通して学びました。演習では、グループで協働的に活動しながら、単元の組み立て方や「問い」の工夫について、具体的に検討することができました。

グーグル合同会社の講師をお招きし、ICT活用を推進するためのマインドや、校務の効率化につながる具体的な活用方法について学びました。心理的安全性や「Unlearn(新しい学び)」など、組織づくりに関わる視点を重視し、受講者同士の実践的なアイデア交換も行われました。また、Googleカレンダーによる日程共有やGoogleチャットを用いた情報共有など、校務におけるICT活用を実際に体験しながら理解を深めました。

高校初任者研修 第3回センター研修(2日目)
午前は、宮城学院女子大学 教授の梅田真理氏による「特別支援教育の基本」についての講話をお聞きしました。午後は、中堅教諭等資質向上研修と合同で課題研究を行い、中堅研修の先生方との対話を通じて、多くの気づきを得ることができました。
