所長あいさつ

山形県教育センター 所長 髙橋 俊彦 
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 山形県教育センターのホームページをご覧いただきありがとうございます。
 当センターは、山形県教育研究所と山形県理科教育センターを併合して、昭和50年(1975年)に現在の天童市犬倉津に開所し、今年で50年を迎えました。以来、今日まで本県教育の充実振興を図ることを目的に、国の教育改革の動向や本県教育の教育課題を踏まえながら、教育に関する調査研究、教員の研修、教育相談・支援、様々な教育課題に関する事業を行ってまいりました。
 本県では、令和7年3月に「ウェルビーイングを目指し、多様性あふれる持続可能な社会の実現を担う山形の人づくり」を基本目標とする、第7次山形県教育振興計画(令和7年度から令和 11 年度)を策定しました。この計画は、個人の幸せだけでなく、社会が幸せを感じられるよう、県民がそれぞれの力を活かして前向きに取り組もうとしながら、熱意・楽しさ・生きがいを持って可能性に「挑戦(チャレンジ)」し、学校・家庭・地域や企業等が連携・協働し、社会全体で「山形の未来を切り拓く力を育む教育」を推進することとしております。
 当センターにおきましても、各種事業を実施することにより、研究、研修、教育相談等に係る教育センターの機能を高め、学校と教員、児童生徒と保護者等を支援し、山形のよさを活かした教育の創造と推進に努めてまいります。本県教育の振興のため、当センターの積極的な御活用をお願いいたします。
 また、当センターホームページでは、学びの動画コンテンツや授業づくりの研究資料をはじめとする、授業の実践報告等のお役立ち情報を掲載しております。授業や校務等において目的に応じて活用ができる内容となっております。ぜひ、個人の研究や学校での研修等の一助として積極的に御活用いただければ幸いです。
<教育センターで取り組んでいる事業>
1 研究事業
【大テーマ】
  ウェルビーイングの実現に向かう学校を支援する
【本年度の研究主題】
(1)学び続ける教師を支える研修体系設計に係る研究 (令和5年度から3年間)
(2)ICT利活用による学校教育の質の高まりに関する研究(伴走型支援による検証) (令和7年度から1年間)
(3)OJTの活性化に関する研究 (令和5年度から3年間)
(4)長期研修生が主体的に設定したテーマによる研究(6か月・12か月)
2 研修事業
(1)基本研修
   初任者研修、フォローアップ研修、経験者研修、管理職研修、特別支援教育研修
(2)専門研修
   教科・領域等の指導に関する研修、教育課題についての研修、マネジメント研修
(3)長期研修
教科・領域等における課題についての長期研修
(4)カリキュラムサポート事業
   継続型サポート、訪問サポート(旧 出前サポート)、来所サポート、
資料提供サポート、特別講座、Webによる情報発信・管理
3 相談・支援事業
(1)学校教育に関する相談
(2)障がいやその心配のある幼児児童生徒の相談
4 教育課題に関する事業
(1)ICT活用・情報教育
(2)環境教育
(3)国際理解教育(JET事業)
5 教育情報の発信
(1)教育情報誌「山形教育」の発行
(2)視聴覚センター
   視聴覚センターとしての、視聴覚教材の提供